無意識下の邂逅
遡ること7年前。当時中学2年生だったわたしは有川浩さんの『図書館戦争』シリーズが大好きでした。ある日、嵐さんのCDを借りに父親とゲオに行ったとき、何気なく眺めていたDVDコーナーで『図書館戦争』がアニメ化*1されていたことを知りました。
「えっ! アニメ化されてる! 嘘!」
「ん? DVD借りてくか?」
「えっいいの!?!?!?」
父親の一言がきっかけでアニメ版を見ることが叶い、初めて子供向けアニメではないアニメを見たのでした。当然のごとく声優さんについての知識はなく、「みんな原作のイメージに合った声だし、きちんと1クールでひととおり完結した! すごいなあ〜〜」というような感想を持ったのを覚えています。
時は流れその3年後、高校2年生となったわたしは妹が見ていた『黒子のバスケ』の高尾くんから鈴木達央さん(『図書館戦争』では手塚役)を好きになり、さらにまたその2年後、大学生になった冬に何の因果か前野智昭さん(『図書館戦争』では堂上教官役)を好きになっていまに至るのでした。
……っていや待って、我ながら伏線が壮大すぎるわ!
辿り着くまでに5年かかったとか何事なの…………というか『図書館戦争』が運命的すぎたってだけかもしれない*2けど。
とまあそういうわけで、(タイトルにもありますが)
きょう5月26日は前野智昭さんの35歳の誕生日です!
おめでとうございます…………!!!!🎂🎉
(画像はGIRLY DROPさんからお借りしました。めちゃくちゃかわいい。)
感謝の言葉みたいなのはありすぎて上手く言い表せないんですけど、とにかく彼について知ろうとしなければスタミュを知ることはなかったことを思うと、ほんとうにありがとうございますとしか…………空閑くんを演じてくれてありがとうございますほんとうにありがとうございます!!!!
前野さんのファンをゆるゆると始めてまだ1年半ほどですが、その間に起きたことがまあ何というか個人的にはいろいろあったなあという懐古をしてしまいますね…………たった1年半、されど1年半…………ざっくりとですが何があったか振り返ります(ただの備忘録です)
1年半のゆるゆるファン記録~当時のツイートを一部添えて~
※ツイートでは呼称を愛称にしていたりひらがなで呼び捨てにしたりなどしていますが、親愛以外の他意はないです……! 不快に思われましたらすみません;;
2015年
12月中旬:突然沼に落っこちる
12月25日24時:スタミュ第1期セルフオール→円盤全巻購入
いつもは机の上に置いてるパソコンをコタツに連れてきました。iPhoneはパソコンに繋いで充電、手の届く位置に飲み物、そしてVitaも充電済み…………夜更かしの準備は完璧ですな(*☻-☻*)
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2015年12月25日
というわけできょうはスタミュオールします! pic.twitter.com/u3yA7UI5U5
スタミュの初回版DVD全6巻買ってしまった……!!!! ほとんど予約注文だし代引きだからそのたびに払えば良いし、一気に総額約5万が飛ぶことはないから一安心。そういうわけでこれで胸を張って「2期待ってます!!!!!!!!」って言えるねやったあ(*☻-☻*)
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年1月13日
2016年
2016年冬頃:前野さんが茶髪+コンタクトにする
世界の反転を見た気がした(大げさ)
3月:アイチュウを始める
たぶんわたしが「前野さんが出てるからやってみようかな」という動機で始めた最初のソシャゲです。そのあともダメプリ・スタマイ・マジデ・アカセカ・ツキパラ。と、前野さんが出演しているソシャゲを随時ダウンロードすることになる
アイチュウのダウンロード中にキャラの一覧出てきたから喋らせてみてたけど、けんぬのキャラが(わたしの中では正統派な)けんぬすぎて聞いた途端に崩れ落ちたwwwwww そしてまえぬキャラの喋り方がめちゃくちゃクマシュンだった pic.twitter.com/IKVEjg0CGd
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年3月27日
4月:プリライ4thDVDと「エボリューション・イブ」のCDを友人に借りる
約1万字の感想文(便箋4枚の裏表びっしり埋めました)とともに返却。友人に笑いながら「もうこれ論文やんか〜〜!」と言われたのが強く記憶に残っています。
レポートを通り越して論文になってしまったけれどいつもレポートは苦労しながら書きます
大学の友達からプリライ4thのDVDを借りて、約1万字の感想文付きでお返ししたよ! もはやただの論文!!!!←
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年4月19日
まあでも最終的な感想としては「プリライはいいぞ」としか言えない……4期までにこれまでのアニメ見ます……
7月:何気なく応募したプリライ5thのライブビューイングに当選
ひとりでめちゃくちゃ緊張しながら参戦。「Saintly Territory」で舞い降りてきた前野さんを見た途端何故か拝んでいた ※実話です
最初のカルナイの畳み掛けで完全にやられたんです…………ダイス2番サビあと? の4人でフォーメーションして最後にまえぬが"with you"ってバーンしてくるのでまずやられて、カルナイソロ曲メドレーですごいなあってなって、カミュさんがソロ曲で上から舞い降りてきたときにはもう拝んでた
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年7月3日
夏頃:プリライ3rdのDVDを見せてもらう
3rdの前野さんのぎこちない感じも割と好きです。少クラで新しいユニットのJr.を見てる気分でした(?)
4th→5th→3rdの順で見たためか、主にダンスとカメラファンサの急成長に驚きました。5thではステッキの使い方が上手くなってるし、何よりもカメラファンサが凄まじい*3…………どこのアイドルですかって言おうとしたけど、あくまで前野さんは「カミュの声帯(本人談)」だった
いやでも誰が何と言おうと5thの貴方はアイドルだったよ前野さん〜〜〜〜!
友だちの部屋でプリライ3rdのDVD鑑賞会をしてたんだけど、終始まえぬの成長に感動してた…………3rdは「フリートークで喋れない」「動きがぎこちない」「人見知りで他のひとたちに絡めない」の三重苦だったけど、4th5thとがんばったんだなって…………あなたはほんとにすごいよ…………
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年7月9日
8月:アイチュウのイベント「天下分け目のトライスター」
イベント限定LEが轟一誠さん(前野さんがCV担当)だったため、手持ちカードが少ない中初めてポイントボーナスまで頑張りました。当時まだiPhone 4Sだったこととデレステのイベントの期間が微妙に被っていた*4こともあり、個人的にはめちゃくちゃ大変でした。挙動がよろしくない端末でひたすらリズムゲームする日々…………いま思えば案外楽しかったです
ギリギリうちに来てくれたのでもう満足ですありがとう一誠さん〜〜イベントストーリーもめちゃくちゃ良かったよ〜〜そして願わくば早くPちゃんとくっつけ〜〜〜〜! pic.twitter.com/or3DqadD1M
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年8月17日
9月上旬:プリライ5thのDVDを見る
ライブビューイングでリングライトを交換してくれたフォロワーさんとプリライ5thのDVDを見る。ふたりして前野さんが映るたびにきゃあきゃあしたり巻き戻したりして楽しかったです
9月18日:『キズナイーバー』のイベントの夜の部に参加
昼ごはんを食べた後、友人に見守られながら初めてお手紙*5を書きました。めちゃくちゃ手が震えてたなあ…………
そういや今更になってまえのともあきに出した手紙のこと思い出して震えてる、これたぶん本人に読まれるんよな……奇跡的にまともな字が書けたけどたぶん日本語死んでるしちょっともうあのむしろ読まないでってなってる pic.twitter.com/vw5E9Meh6s
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年9月20日
初めて本人を見た感想は(実在してる…………喋ってる…………3次元だ…………でもこの近距離で見ても腕と脚細いからごはん食べて…………) *6でした。VitaminZのラジオのときよりも幼稚園児が上手くなってて、笑うところなのか感動するところなのかわからなかったのは良い思い出です。夜中にネカフェでイベント内容を書き起こしていたら、気づいたら朝でした。勢いってすごい
寝たのって正味3時間ぐらい? ずっとレポ書いてたもんなあ……作業したかったけど入ってるのキングソフトだけやったし何もできんからしゃあなかったもん……
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年9月18日
10月末:『声優男子。』を買う
萌え袖……撮影のためにメガネ持参……ひええ……どんなキャラの名前を言われても愛着を持って答えることのできる前野さんの真摯な姿勢がすごいなあと思いました。
秋色ニットのまえのともあきに釣られて初めてこの手の雑誌を買ったのでした。開封前にテディベアに持たせてあそんでた。メガネはわたしのです。 pic.twitter.com/OKxNpo4oif
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年10月27日
11月上旬:大手前大の学祭公演に参加
2度目のお手紙をまたもや震えながら書く。ときどき茨城弁が混ざったり一緒に出演していた石川界人くんと山下大輝くんに振り回されたりする前野さんがすごく楽しそうでした。しかしそんな中、「いままで出演された乙女ゲームのセリフでいちばん言ってみたい台詞は何ですか?」という質問に、散々悩んで彼が「『お手をどうぞ、マイレディ?』*7」と答えたことにより思わず固まりました。(いや待ってそれわたしが唯一持ってる乙ゲー…………うそ…………)ってなって一緒に来ていた後輩にしばらく「どうしよう」って言ってました。いま思えば相当混乱してたなあ
質問「前野さんは乙女ゲームに出演されることが多いと思いますが、いままで演じてきた役の中で『これは現実でも使える!』というセリフはありますか?」
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年11月13日
まえぬ「え〜〜現実でも使えそうなセリフ〜〜?(しばらく逡巡) じゃあまあ、キャラソンも流れたことだし」
『お手をどうぞ、マイレディ?』
余談ですが帰りの電車で後輩とふたりで「きょう前野さんが着てたスウェットが可愛い」などと言ってネットで調べて、その中で学生が買えそうな値段の類似品を購入したことはここだけの話にしといてください()
12月:前野さんのフォトブック(カレンダー付きアニメイト限定版)を購入
中身を見るのをためらって一度裏表紙を見て心を落ち着けようと思ったものの、いざ裏表紙を見ると当時わたしがかけていたメガネと裏表紙の前野さんがかけているメガネが同系色だとかいう(他人から見たら心底どうでもいいであろう)共通点を見つけてしまい、そっと目を閉じました。
フォトブック届きました。読みました。感想が言葉にならないよ〜〜……とにかく出版&発売ありがとうございます大事にします(٭°̧̧̧꒳°̧̧̧٭) pic.twitter.com/JVx7D36GEE
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2016年12月24日
そのあと恐る恐る中身を見て終始わあきゃあひとりで言っていました。いままでアイドル誌散々見てきてるのにどうしてあんなに動揺してたんだろう、とは思うんですけど、いま見ても動揺します。はい。特に6月と9月と11月にカレンダーをめくるのがとてもこわいです。毎日見てたらこの動揺が少しでも減ったりするんだろうか……?
2017年
3月初旬:ゾフでメガネを買い換える
フォトブックの影響もあり、奇しくも(というよりきちんと狙いを定めて)ゾフさんでメガネを買い換えました。裏表紙と同系色だったメガネはスペアとしてまだ持っています。というか捨てるのが辛い
3月:カルライ*8のライブビューイングに参戦
4thのDVDを貸してくれた友人(蘭丸さん担当)の誘いでカルライのライブビューイングに参戦。歌うであろうと思っていた「Double Face」の完成度が予想をはるかに超えていて、ずっと「えっ? はっ? えっ?」って言いながら映像を見ていました。すごかった…………カルライの前野さんは間違いなく執事兼伯爵兼魔法使いでした。フルメイクにはめちゃくちゃびっくりしたけど、ファン歴浅いながらも努力の成果がはっきり見えて感動しました。
カルライビュ行ってきました!!!! めちゃくちゃすごいエンターテイメントでしたありがとうございました!!!!
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2017年3月12日
4月上旬:花江夏樹さんのツイートに衝撃を受ける
「前野さんとスタミュミュ見に行ってきたよ!」とのツイート。うん? 何か前野さんの服に見覚え…………えっと…………それもそのはず、前年11月の大手前大の学祭公演で着てた服でした。こんなところで答え合わせが来ると思ってなくて、夢を見ているかもしれないと考えてそっとTwitterを閉じました。しかしすぐに一緒に学祭公演に参加していた後輩から該当ツイートのリンクが送られてきたので現実だと認識せざるをえませんでした。
そして冷静になったはずの数日後のわたしは(わざわざこのスウェットを着てきたのは、スウェットに描かれている星が5つ=team鳳を示したかったからという可能性が…………????)などと信憑性の薄い推理を展開していました。全然冷静になれてない*9ですねこれ。
でもプリライ及びカルライのときに過去のリングライトに加え公式の香水までつけてきたり*10、カルライ打ち上げ前の写真で公式のネックレスを付けてるのではと言われていたりしたので、星が5つ描かれたスウェットを着てミュミュを観劇しに行ってもおかしくはないですね…………(ゲンドウポーズ)
4月末:あんスタのキャスト変更が発表*11
一時期少しだけやっていた頃、最初に選んだキャラが該当キャラであることに気づき、ひっそりと出戻りました。聞くことのできた期間がとても短いながら、ホーム画面の北斗くんの声がそろそろ変わると思うと何となく複雑で辛い。既存ユーザーのみなさんからもいろいろな意見が飛び交っているけれど、どうにかがんばってほしいなと日陰からそうっと応援しています。本人が前年秋頃に「いいなあ、俺もあんスタ出たいなあ」的なことをコミックエリートラボで言っていた*12のがこんな形で回収されるとは
5月25日:深夜3時ごろにこの記事の下書きを始める
最初に想定していたよりも大幅に文字数が増える(最終的に何文字になるのだろう)
改めて振り返ってみると、この1年半ほどで何だかんだいろいろあったなあという気持ちになりました(というか途中でスタミュの歌詞分析挟んでるせいもあって余計に濃い)
これを書いている途中に「結局前野さんのどこが好きなんだろう?」という根本的な命題を考えていたんですけど、たぶんざっくり言うなら「全部好き」、もうちょっと言うなら「ギャップ萌え」ってとこなのかなと思います。演技の幅が広くて歌も上手くて慣れないダンスにも挑戦し続けているけれど、それを驕ることなくいついつまでも謙虚なところや、優しいけれど人見知りで潔癖なところだとか、彼がふとしたときに見せる凛とした表情もそうですが、何らかの話題がツボに入ったときのくしゃくしゃの笑顔が好きです。
…………こんなことはさすがに今後お手紙を書く機会があっても恐れ多くて書けないですね!!!!(そのくせインターネットの海には放流する)
とまあそんな感じで今回は終わりたいと思います。
前野さんの今年1年が良きものとなること、そしてスタミュのイベントでお見かけできること*13を願っております!(最後はただの当選祈願)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
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*1:「図書館戦争」公式サイト 今初めて知ったんですけど2008年春クールの放送だったんですね……アニメ化を知るまでに2年かかっていたとは思いませんでした
*2:このふたりの間に『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』をプレイしたことにより森久保祥太郎さんを好きになっているので、この3人が揃っているうたプリにいざなわれるのは不思議ではなかったですね
*3:ライブ中にカメラに投げキッスとかバクステのカメラにウインクとか(どちらも5th)
*4:「サマカニ!!」のイベントでした。茜ちゃん無事にゲットできてよかったです
*5:ちなみにブログのアイコン的なものになってるのはその手紙の宛名面です。レモン。前野さんがキズナイーバーで演じていた天河くんのイメージカラーが黄色だったからという理由で会場の最寄駅の雑貨屋さんで買った覚えがあります。もうすでに懐かしい。
*6:この感想、最後の腕と脚に関する記述以外は手越さんをアリーナ席で見たときと一緒です。画面の中の人ってことには変わらないから仕方ないね(?)
*7:『Code:Realize~創世の姫君~』で前野さんが演じているアルセーヌ=ルパンの決め台詞。会場中から歓声とも悲鳴ともつかない声が聞こえました
*8:正式名称は「うたの☆プリンスさまっ♪ QUALTET NIGHT LIVEエボリューション 2017」。長い。
*9:4/15のマチネを見に行くときに着てしまった時点で冷静ではない
*10:過去のブログやプリライのMCで言及されています
*11:氷鷹北斗のキャラクターボイス担当の変更について | あんさんぶるスターズ!
*12:【前野智昭&江口拓也】 あんさんぶるスターズ! 基礎編【コミックエリートラボ 第3話後編】 - YouTube 3分25秒くらいから