きらめきの行方

彼らはどこへ向かうのだろう

【スタミュ考察・キャラクター編 #03】 誇りと覚悟は誰が為に:天花寺翔

お久しぶりです。つい最近になってアンシエントの先輩たちがいまの自分と同い年だということに気づいて戦慄しました。 中の人たちがベテラン*1ばっかですっかり忘れてました…………嘘でしょあれで大学3年生か~~~~大人だなあ…………でも(彼らってプロのミュージカル俳優を目指すひとたちだからインターンのことなんて考えなくていいんだろうなあ)などと思ってしまったのはほんとうにすみません()

 

さて、今回は「スタミュ考察・キャラクター編」の第3回として、天花寺さんの「天下の花」*2について触れていこうと思います。

 

第3幕の「天下の花」で彼が歌うのは、梨園の貴公子としての誇りと舞台への覚悟」です。第3幕の序盤まではそのプライドとプロ意識の高さから、初心者の星谷くんに対してキツく当たっていましたが、その後は面倒見の良さを発揮してチームの支柱になっていきます。 

 

 

天下の花

天下の花

 

 

多用される熟語の当て字/歌舞伎に関する単語

 

この曲の歌詞は熟語を当て字で読む表現の多用が特徴です。最初に歌詞を見たときに(どんだけ当て字使うの天花寺さん……!)と思ったのはきっとわたしだけではないと思いたいです。
 
当て字が使われた熟語全7語のうち、1番Aメロの「時代(とき)」「疾風(かぜ)」、1番サビの「夢幻(ゆめ)」、1番Bメロ「真実(まこと)」の4語は、熟語の片方の字の訓読みを採用しています。それぞれ「時」「風」「夢」「真」の訓読みですね。
 
残りの3語である「信念(おもい)」「運命(さだめ)」「瞬間(そのとき)」はその流れには当てはまりません。「瞬間(とき)」ならJ-POPの歌詞によくありがちですが、「そのとき」にしたあたりが珍しい感じがしますね。
 
わざわざ熟語を当て字にする理由は何だろうなあと考えたんですが、そういえば天花寺さんは頭が良い*3っていう設定があったのを思い出しました。第3幕のミュージカルパートでの彼のドヤ顔勝ち誇ったような顔が目に思い浮かびますね……!
 
彼が作中で頻繁に使用するがゆえに彼のあだ名となってしまった「野暮助」の「野暮」も、実は当て字*4だそうです。なるほど、もしかすると当て字が好きなのかもしれない(?)
 
 
また、彼の基盤である歌舞伎(もしくは舞台)に関する言葉も多く登場します。
冒頭サビと大サビの「花道*5」、1番Bメロの「板に付いた」、2番Bメロの「バチの音」*6「奈落*7」「顔見世*8」、大サビの「晴れ舞台」がこれにあたります。さすが梨園の貴公子…………
 
 
*余談
「野暮助」という言葉の用例*9を見ると、「箸の持様も知らぬ、-の/歌舞伎・幼稚子敵討*10」とあります。歌舞伎に出てくるんですね野暮助……ちなみに「野暮助」で検索をかけると見事すぎるぐらいに天花寺さんに関することばかり出てきます。やぼすけつよい。
 
 
 

梨園の貴公子としての誇りと覚悟

 
本編で基本的には自信満々な様子を見せる天花寺さんですが、それは彼が場数を踏んでいるゆえの余裕から来ているように思います。あくまで主観ですが、team鳳の中では彼がいちばん舞台に立つことへの覚悟ができている印象です。
以下では、彼のそんな様子が歌詞に表れている2カ所を紹介します。
 
ひとつは、この曲の大サビに出てくる
 
伝統が綴る足跡
濁りなき意志で臨もう
惑い脱ぎ捨てて立つ晴れ舞台
 
という歌詞です。ここには、梨園の貴公子であることへの誇りと、ミュージカルをやることへの戸惑いを捨てて挑戦することを決めた様子が垣間見えます。
 
「惑い」という少しネガティブな単語があるのが意外ですが、そういえば「家の方針で綾薙学園に入学した」という話が出てくる(初出忘れたので確認しておきます……すみません……)はずなので、彼は最初からミュージカルをしたかったわけではなかっただろうし、年相応に戸惑いもあったのだと思います。それを感じさせない天花寺さん……さすが……
 
 
もうひとつは、2番Bメロに登場する
 
いまが錦飾る瞬間
 
という歌詞です。「錦を飾る」という慣用句が使われていますが、これは「功を成し遂げて故郷に帰る*11」という意味で使われる言葉です。直前の「鼓動鳴らすバチの音」「顔見世が始まる」という歌詞から考えると、歌舞伎の舞台が始まるときのことを指しているようにも聞こえますが、個人的には「自分がミュージカルの世界で成功することで、歌舞伎界へ還元をしようとしている」という意味にも思えます。
 
第1期第1幕の候補生オーディションの直前、学園の広報部に取材されていることを思うと、すでに精力的に芸能活動を行う彼が「歌舞伎俳優でありながらミュージカルをやる」というのは、相当な宣伝効果であるのではないかと思います。なんだかんだと言って歌舞伎への関心を集めるのに一役買っていそうですね。天花寺翔、ミュージカルの名門・綾薙学園に入学!」みたいな感じの見出しでネットニュースになるパターンのやつ*12だ……
 
というわけで、彼の誇りと覚悟は、彼自身のためだけではなく、彼が属する歌舞伎界のためでもあるのかなあとわたしは考えています。
 
 

天花寺翔」のルーツ

 

2番サビに登場する「叢雲(むらくも)」について調べた際、関連項目のひとつに「月に叢雲花に風(意味:世の中の好事には、とかく障害の多いこと*13という慣用句がありました。なるほど、そういう障害を越えて立ち向かっていくという決意が「叢雲」には表れているのかなあ、と電子辞書を眺めていると、もうひとつ天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」という言葉が出てきました。これは日本神話においてスサノオノミコトヤマタノオロチを倒したときにその尾から出た剣のことで、通称としては「草薙の剣」という名前になります。

 

まあさすがに後者は考えすぎかなあと思っていましたが、2期第8幕で天花寺さんの口から「天岩戸(あまのいわと)」の例え話がさらっと出てきたので、前述通り単に頭が良いからなのか、それとも日本神話が歌舞伎の題材にあるのかなのかが気になったので、ものすごく軽~~~~い気持ちで「歌舞伎 日本神話」で検索しました。

 

その結果、「ヤマトタケル」という演目の紹介ページがヒットしました。このページにある記述が衝撃的だったので、こちらに引用します。

 

スーパー歌舞伎*14の記念碑である第一作。
三代目市川猿之助梅原猛の原作を得て、日本神話の日本武尊(やまとたける)伝説を舞台化し、新たな歌舞伎のジャンルを産み出して記録的な大ヒットとなった傑作。
(中略)
天翔ける心、それが私だ!」。場内に響き渡る声が美しく感動的な幕切れとなります。
 
……うん? どこかで聞いたことが? ある……ような……?
 
(突然2期の話になってしまい申し訳ないのですが)2期第4幕で天花寺さんが出演する公演は、彼の父親が始めたという「ゴシック歌舞伎」と呼ばれる「新ジャンルの歌舞伎」であることが卯川くんの口から語られています。
 
また、この作品の中でヤマトタケルが使用する武器は、「草薙の剣(前述のとおり別名は天叢雲剣)」であり、「天下の花」2番サビに登場する「叢雲」という言葉につながります。
 
そして、極め付きは幕切れの際の台詞の「天翔ける心」……えっ待って、これってまさか、
天花寺翔」という存在とその背景の元ネタなのでは????
 
 
ということは、天花寺さんは現実で言うと香川照之さん(「スーパー歌舞伎」を始めた三代目市川猿之助さん*15の息子にあたるそうです)になるわけで……へえ~~このひとの家筋がモデルになるなんて、やぼすけすごいな~~~~と思って香川さんのWikipediaを読んでたんですけど、天花寺さんとちがって俳優業が先で歌舞伎に出始めたのは2012年と、比較的最近だそうです。ふむ。
 
そんな香川さんですが、2012年の九代目市川中車襲名公演としてヤマトタケルの帝役を演じていたり*16、2004年の上半期の連続テレビ小説天花(てんか)』*17に出演されていたり……
 
偶然にしてはできすぎてる気がします(ゲンドウポーズ)
 
 
この流れで行くと、天花寺さんはアラフォーのときに大河で秀吉役やったり*1840代後半に土下座する常務になったり*1950歳越えてから「カマキリ先生」と名乗ってカマキリの着ぐるみ着たり*20するんですかね! ほんとにそうなるかは誰にもわかりませんが、天花寺さんには(もちろん香川さんにも)息の長い役者さんになってほしいと願うばかりです。
 
 

終わりに

 
歌詞分析をしていたはずが、まさか彼の名前の元ネタっぽいものに辿り着くとは思ってませんでした…………カマキリはさすがになさそうですが、天花寺さんは20年後ぐらいに大河ドラマ出ますよきっと(?) でも天花寺さんは秀吉ってよりは信長っぽいなあと個人的には思います。
 
そういえば、天花寺さんの中の人(細谷佳正さん)は「イケメン戦国◆時をかける恋」で真田幸村を演じてましたね。休業に伴うキャスト変更で那雪くんの中の人(小野賢章さん)になった*21そうですけども……細谷さん、2期もかっこいい天花寺さんをありがとうございました……お大事になさってください……
 
ちょっと今回頑張りすぎたので(※当社比)、脚注乱舞で読みづらいと思いますがご了承くださいませ。
あと、前回の那雪くんの考察はいつか加筆修正します…………(ゆうつむちゃんへ。文字数が少なすぎて申し訳ないのでわたしに謎茶100杯ください
 
 
次回は第4回として空閑くんの「RADIANT MIND」をお送りする予定です。2期ではリア恋量産ボーイ(あくまで主観ですが)だった彼について、少しでも迫れればと思っています(?)
 
 
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
 
-------------------------------------------

*1:アンシエントを演じる子安武人さん(遥斗さん役)、森川智之さん(魚住先輩役)、置鮎龍太郎さん(早乙女先輩役)、保志総一朗さん(双葉先輩役)の4人の平均年齢は48歳、平均芸歴(?)は26.5年(※年齢・芸歴は各人のWikipedia調べ)……いや待ってやっぱりめちゃくちゃ先輩じゃないですか……

*2:歌詞の全文はこちらから:天下の花 天花寺翔(CV.細谷佳正) - 歌詞タイム

*3:第1期DVD・Blu-ray第3巻特典ドラマCD「スタミュ in 健康診断」より。天花寺さんは学年首席である月皇くんと並んで頭が良い(空閑くん談)そうです。にしてもここで明かされた彼の定期試験の点数、下が89点で上が99点ってすごすぎませんかね……

*4:やぼ【野暮】の意味 - goo国語辞書より

*5:歌舞伎事典:花道|文化デジタルライブラリー

*6:歌舞伎で太鼓が使用されることに由来するのではないかと思ったため、この分類に入れました。

*7:歌舞伎事典:奈落|文化デジタルライブラリー

*8:歌舞伎事典:顔見世(顔見世公演)|文化デジタルライブラリー

*9:野暮助(ヤボスケ)とは - コトバンク 参照

*10:歌舞伎 今日のことば・ことばで知る歌舞伎の世界 並木正三 その2 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

*11:錦を飾る(ニシキヲカザル)とは - コトバンク

*12:そういえば第3幕では、天花寺さんとタヴィアンとのやりとりを聞いて、彼が寮の部屋に女性を連れ込んでいるのではと那雪くんが勘違いする描写がありましたが、それが那雪くんではなくて野暮な一般生徒だったら週刊誌に情報を売られていたかも、などと考えてしまいました……命拾いしてるよ天花寺さん……

*13:広辞苑第六版より

*14:現在では四代目市川猿之助さんが引き継ぎ、「スーパー歌舞伎II」として上演。2015年初演の「ワンピース」の公演が各種メディアで大きく報じられていたのは記憶に新しいですね

*15:現在は二代目市川猿翁さん

*16:http://www.kabuki.ne.jp/kouendb/perform/search.php?kr=14610:歌舞伎データベースでの「ヤマトタケル」の検索結果。2012年の新橋演舞場「六月大歌舞伎」の夜の部が該当公演です

*17:連続テレビ小説 天花 | NHK名作選(動画他) :2分32秒から香川さんが登場します

*18:2002年度NHK大河ドラマ利家とまつ~加賀百万石物語~」にて

*19:2013年7月期放送のTBSドラマ「半沢直樹」の大和田常務のこと。わたしはドラマ未視聴ですが、強烈なインパクトがあったのでよく覚えてます

*20:詳しくはこちらをご覧ください→香川照之の昆虫すごいぜ! | NHK for School

*21:お知らせ | イケメン戦国◆時をかける恋 ~総合公式サイト~

Happy 35th birthday dear T.Maeno!

無意識下の邂逅

遡ること7年前。当時中学2年生だったわたしは有川浩さんの『図書館戦争』シリーズが大好きでした。ある日、嵐さんのCDを借りに父親とゲオに行ったとき、何気なく眺めていたDVDコーナーで『図書館戦争』がアニメ化*1されていたことを知りました。

 「えっ! アニメ化されてる! 嘘!」

 「ん? DVD借りてくか?」

 「えっいいの!?!?!?」

父親の一言がきっかけでアニメ版を見ることが叶い、初めて子供向けアニメではないアニメを見たのでした。当然のごとく声優さんについての知識はなく、「みんな原作のイメージに合った声だし、きちんと1クールでひととおり完結した! すごいなあ〜〜」というような感想を持ったのを覚えています。

時は流れその3年後、高校2年生となったわたしは妹が見ていた『黒子のバスケ』の高尾くんから鈴木達央さん(『図書館戦争』では手塚役)を好きになり、さらにまたその2年後、大学生になった冬に何の因果か前野智昭さん(『図書館戦争』では堂上教官役)を好きになっていまに至るのでした。

 

っていや待って、我ながら伏線が壮大すぎるわ!

辿り着くまでに5年かかったとか何事なの…………というか『図書館戦争』が運命的すぎたってだけかもしれない*2けど。

 

とまあそういうわけで、(タイトルにもありますが)きょう5月26日は前野智昭さんの35歳の誕生日です! おめでとうございます…………!!!!🎂🎉

感謝の言葉みたいなのはありすぎて上手く言い表せないんですけど、とにかく彼について知ろうとしなければスタミュを知ることはなかったことを思うと、ほんとうにありがとうございますとしか…………空閑くんを演じてくれてありがとうございますほんとうにありがとうございます!!!!

 

前野さんのファンをゆるゆると始めてまだ1年半ほどですが、その間に起きたことがまあ何というか個人的にはいろいろあったなあという懐古をしてしまいますね…………たった1年半、されど1年半…………ざっくりとですが何があったか振り返ります(ただの備忘録です)

 

 

1年半のゆるゆるファン記録~当時のツイートを一部添えて~

※ツイートでは呼称を愛称にしていたりひらがなで呼び捨てにしたりなどしていますが、親愛以外の他意はないです……! 不快に思われましたらすみません;;

 

2015年12月中旬:突然沼に落っこちる

12月25日24時:スタミュ第1期セルフオール→円盤全巻購入

2016年冬頃:前野さんの茶髪+コンタクトに世界の反転を見た気がした(大げさ)  

3月:アイチュウを始める。たぶんわたしが「前野さんが出てるからやってみようかな」という動機で始めた最初のソシャゲです。そのあともダメプリ・スタマイ・マジデ・アカセカ・ツキパラ。と、前野さんが出演しているソシャゲを随時ダウンロードすることになる

4月:プリライ4thDVDと「エボリューション・イブ」のCDを友人に借り、約1万字の感想文(便箋4枚の裏表びっしり埋めました)とともに返却。友人に笑いながら「もうこれ論文やんか〜〜!」と言われたのが強く記憶に残っています。レポートを通り越して論文になってしまったけれどいつもレポートは苦労しながら書きます

7月:何気なく応募したプリライ5thのライブビューイングに当選し、ひとりでめちゃくちゃ緊張しながら参戦。「Saintly Territory」で舞い降りてきた前野さんを見た途端何故か拝んでいた  ※実話です

夏頃:プリライ3rdのDVDを見せてもらう。3rdの前野さんのぎこちない感じも割と好きです。少クラで新しいユニットのJr.を見てる気分でした(?)

4th→5th→3rdの順で見たためか、主にダンスとカメラファンサの急成長に驚きました。5thではステッキの使い方が上手くなってるし、何よりもカメラファンサが凄まじい*3…………どこのアイドルですかって言おうとしたけどあくまで前野さんはカミュの声帯(本人談)」だった  いやでも誰が何と言おうと5thの貴方はアイドルだったよ前野さん〜〜〜〜!

8月:アイチュウのイベントの主役が前野さんの演じている轟一誠さんだったため、手持ちカードが少ない中初めてポイントボーナスまで頑張りました。当時まだiPhone 4Sだったこととデレステのイベントの期間が微妙に被っていた*4こともあり、個人的にはめちゃくちゃ大変でした。挙動がよろしくない端末でひたすらリズムゲームする日々…………いま思えば案外楽しかったです

9月上旬:ライブビューイングでリングライトを交換してくれたフォロワーさんとプリライ5thのDVDを見る。ふたりして前野さんが映るたびにきゃあきゃあしたり巻き戻したりして楽しかったです

9月18日:キズナイーバー』のイベントの夜の部に参加。昼ごはんを食べた後、友人に見守られながら初めてお手紙*5を書きました。めちゃくちゃ手が震えてたなあ…………

初めて本人を見た感想は(実在してる…………喋ってる…………3次元だ…………でもこの近距離で見ても腕と脚細いからごはん食べて…………) *6でした。VitaminZのラジオのときよりも幼稚園児が上手くなってて、笑うところなのか感動するところなのかわからなかったのは良い思い出です。夜中にネカフェでイベント内容を書き起こしていたら、気づいたら朝でした。勢いってすごい

10月末:『声優男子。』を買う。萌え袖……撮影のためにメガネ持参……ひええ……どんなキャラの名前を言われても愛着を持って答えることのできる前野さんの真摯な姿勢がすごいなあと思いました。

11月上旬:大手前大の学祭公演に参加。2度目のお手紙をまたもや震えながら書く。ときどき茨城弁が混ざったり一緒に出演していた石川界人くんと山下大輝くんに振り回されたりする前野さんがすごく楽しそうでした。しかしそんな中、「いままで出演された乙女ゲームのセリフでいちばん言ってみたい台詞は何ですか?」という質問に、散々悩んで彼が「『お手をどうぞ、マイレディ?』*7」と答えたことにより思わず固まりました。(いや待ってそれわたしが唯一持ってる乙ゲー…………うそ…………)ってなって一緒に来ていた後輩にしばらく「どうしよう」って言ってました。いま思えば相当混乱してたなあ

余談ですが帰りの電車で後輩とふたりで「きょう前野さんが着てたスウェットが可愛い」などと言ってネットで調べて、その中で学生が買えそうな値段の類似品を購入したことはここだけの話にしといてください()

12月:前野さんのフォトブック(カレンダー付きアニメイト限定版)を購入。中身を見るのをためらって一度裏表紙を見て心を落ち着けようと思ったものの、いざ裏表紙を見ると当時わたしがかけていたメガネと裏表紙の前野さんがかけているメガネが同系色だとかいう(他人から見たら心底どうでもいいであろう)共通点を見つけてしまい、そっと目を閉じました。

そのあと恐る恐る中身を見て終始わあきゃあひとりで言っていました。いままでアイドル誌散々見てきてるのにどうしてあんなに動揺してたんだろう、とは思うんですけど、いま見ても動揺します。はい。特に6月と9月と11月にカレンダーをめくるのがとてもこわいです。毎日見てたらこの動揺が少しでも減ったりするんだろうか……?

2017年3月初頭:フォトブックの影響もあり、奇しくも(というよりきちんと狙いを定めて)ゾフさんでメガネを買い換えました。裏表紙と同系色だったメガネはスペアとしてまだ持っています。というか捨てるのが辛い

3月:4thのDVDを貸してくれた友人(蘭丸さん担当)の誘いでカルライのライブビューイングに参戦。歌うであろうと思っていた「Double Face」の完成度が予想をはるかに超えていて、ずっと「えっ? はっ? えっ?」って言いながら映像を見ていました。すごかった…………カルライの前野さんは間違いなく執事兼伯爵兼魔法使いでした。フルメイクにはめちゃくちゃびっくりしたけど、ファン歴浅いながらも努力の成果がはっきり見えて感動しました。

4月上旬:花江夏樹さんが「前野さんとスタミュミュ見に行ってきたよ!」とのツイート。うん? 何か前野さんの服に見覚え…………えっと…………それもそのはず、前年11月の大手前大の学祭公演で着てた服でした。こんなところで答え合わせが来ると思ってなくて、夢を見ているかもしれないと考えてそっとTwitterを閉じました。しかしすぐに一緒に学祭公演に参加していた後輩から該当ツイートのリンクが送られてきたので現実だと認識せざるをえませんでした。

そして冷静になったはずの数日後のわたしは(わざわざこのスウェットを着てきたのは、スウェットに描かれている星が5つ=team鳳を示したかったからという可能性が…………????)などと信憑性の薄い推理を展開していました。全然冷静になれてない*8ですねこれ。でもプリライ及びカルライのときに過去のリングライトに加え公式の香水までつけてきたり*9、カルライ打ち上げ前の写真で公式のネックレスを付けてるのではと言われていたりしたので、星が5つ描かれたスウェットを着てミュミュを観劇しに行ってもおかしくはないですね…………(ゲンドウポーズ)

4月末:あんスタのキャスト変更が発表。*10一時期少しだけやっていた頃、最初に選んだキャラが該当キャラであることに気づき、ひっそりと出戻りました。聞くことのできた期間がとても短いながら、ホーム画面の北斗くんの声がそろそろ変わると思うと何となく複雑で辛い。既存ユーザーのみなさんからもいろいろな意見が飛び交っているけれど、どうにかがんばってほしいなと日陰からそうっと応援しています。本人が前年秋頃に「いいなあ、俺もあんスタ出たいなあ」的なことをコミックエリートラボで言っていた*11のがこんな形で回収されるとは

5月25日:深夜3時ごろにこの記事の下書きを始める。最初に想定していたよりも大幅に文字数が増える(最終的に何文字になるのだろう)

 

 

 

改めて振り返ってみると、この1年半ほどで何だかんだいろいろあったなあという気持ちになりました(というか途中でスタミュの歌詞分析挟んでるせいもあって余計に濃い)

これを書いている途中に「結局前野さんのどこが好きなんだろう?」という根本的な命題を考えていたんですけど、たぶんざっくり言うなら「全部好き」、もうちょっと言うなら「ギャップ萌え」ってとこなのかなと思います。演技の幅が広くて歌も上手くて慣れないダンスにも挑戦し続けているけれど、それを驕ることなくいついつまでも謙虚なところや、優しいけれど人見知りで潔癖なところだとか、彼がふとしたときに見せる凛とした表情もそうですが、何らかの話題がツボに入ったときのくしゃくしゃの笑顔が好きです。

…………こんなことはさすがに今後お手紙を書く機会があっても恐れ多くて書けないですね!!!!(そのくせインターネットの海には放流する)

 

 

とまあそんな感じで今回は終わりたいと思います。

前野さんの今年1年が良きものとなること、そしてスタミュのイベントでお見かけできることを願っております!(最後はただの当選祈願)

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

*1:「図書館戦争」公式サイト 今初めて知ったんですけど2008年春クールの放送だったんですね……アニメ化を知るまでに2年かかっていたとは思いませんでした

*2:このふたりの間に『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』をプレイしたことにより森久保祥太郎さんを好きになっているので、この3人が揃っているうたプリにいざなわれるのは不思議ではなかったですね

*3:ライブ中にカメラに投げキッスとかバクステのカメラにウインクとか(どちらも5th)

*4:「サマカニ!!」のイベントでした。茜ちゃん無事にゲットできてよかったです

*5:ちなみにブログのアイコン的なものになってるのはその手紙の宛名面です。レモン。前野さんがキズナイーバーで演じていた天河くんのイメージカラーが黄色だったからという理由で会場の最寄駅の雑貨屋さんで買った覚えがあります。もうすでに懐かしい。

*6:この感想、最後の腕と脚に関する記述以外は手越さんをアリーナ席で見たときと一緒です。画面の中の人ってことには変わらないから仕方ないね(?)

*7:『Code:Realize~創世の姫君~』で前野さんが演じているアルセーヌ=ルパンの決め台詞。会場中から歓声とも悲鳴ともつかない声が聞こえました

*8:4/15のマチネを見に行くときに着てしまった時点で冷静ではない

*9:過去のブログやプリライのMCで言及されています

*10:氷鷹北斗のキャラクターボイス担当の変更について | あんさんぶるスターズ!

*11:【前野智昭&江口拓也】 あんさんぶるスターズ! 基礎編【コミックエリートラボ 第3話後編】 - YouTube 3分25秒くらいから

【スタミュ考察・キャラクター編 #02】 光とともに前を向く:那雪透

こんにちは。第2期の第1~7幕上映会の時間を完全に失念していた結果、現在カントリーマアムを食べつつ上映会と2窓しながらこれを書いています。回線がんばってくださいお願いだから……

 

きょうはめちゃくちゃ久しぶり(何と5か月ぶり *1に「スタミュ考察・キャラクター編」の第2回として、那雪くんについて触れていきたいと思います。

※この考察はあくまで第1期のキャラソンに基づいて書かれていますことをご了承ください

 

友達である「君」への想い

 

第2幕の「MY FRIEND~僕でよければ~」で彼が歌うのは、言うまでもなく「星谷くんに対するまっすぐな気持ち」です。極度のあがり症で舞台に立つことを恐れていた節のある那雪くんですが、第1幕の入学式で出会った星谷くんに背中を押される形で一緒にミュージカル学科の候補生オーディションを受け、見事星谷くんと一緒にスター枠・team鳳として候補生となります。

 

MY FRIEND~僕でよければ~

MY FRIEND~僕でよければ~

 

曲中では「友達」が1回、「FRIEND」が5回使われていて、友達になってくれた星谷くんのことを和やかに歌っています。本編ではイルカに乗ってますね。かわいい。
本編で歌われる楽曲としては「我ら、綾薙学園華桜会」「俺こそミュージック」「星のストライド」に続いて4曲目ですが、「君」という二人称が初めて登場するのは彼の曲となっています。

※ちなみに第1期+OVAのキャラソンに22回登場する「君」という言葉のうち、9回がこの曲で登場*2します。ダントツトップです。

 

また、「君」以外に星谷くんを表す表現として、

「透き通る朝の光のように」

「まっすぐで眩しい輝き」

「失敗しても上手く出来なくっても/あきらめず努力を続ける姿」

など、「まっすぐ」「前向き」「眩しい」といった言葉が登場しています。個人的には星谷くんの名前にちなんで「星」を使うのではなく(もしかしたらteam鳳が5人揃って初めてひとつの星になるからとかいう理由だったりして)、「朝の光」って歌っているのが好きです。那雪くんには星谷くんの明るくてきらきらしたオーラが見えているのかもしれませんね(?)

 

変化する気持ち

頼りない僕で支えになるかな?」など自分をネガティブに表現している部分もあるのですが、

「僕でよければ君の力になる」

「悩んでも僕らはひとりじゃない」

という歌詞のとおり、本編の彼同様、星谷くんによって少し前向きになった様子がわかるようになっています。嗚呼、思い出される第11幕Bパート…………ひとりじゃなかったね那雪くん……

自分の背中を押してくれた星谷くんという「光」とともに、臆病だった彼は前を向いて歩み始めるのでした。(ぢうしよう割と早くタイトルを回収しちゃった感じがしなくもない)

 

 

そういうわけで今回はここまでです。(上映会を見ながら書いたせいか、ただの感想では? という気持ちがすごくしますが)気が向いたら書き足すかもしれません。

それでは、次回は天花寺さんの「天下の花」についてお送りしたいと思います。 ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

*1:第1回はこちらです。よろしければご覧ください。

 

noisy-notes.hatenablog.com

 

*2:全体の歌詞分析はこちらです。

 

noisy-notes.hatenablog.com

 

【スタミュ短歌】連作「夢追い人」

こんばんは、零音です。キャラソン分析の記事を上げるつもりでいたはずが、数日前に友人から借りた「安田短歌」*1同人誌『安田龍彦は喪った恋人の夢を見るか?』*2に触発されて、気づいたときにはスタミュの短歌を詠んでいました。何が起きたのかは正直わたしにもわかりません。短歌の解説らしきものは下の方に書き記しておきますので、お時間があればお読みください。

 

*

 

 

「あのひとと、いつか舞台に共に立つ」 夢にステップ星に誓いを

 


雪の夜舞台で固まる夢を見た あの日の僕へ 「もう大丈夫」

 


賑やかな練習終えて宵月夜 拝啓兄さん、これは夢譚か?

 


伝統を背負い孤独に花咲かす俺に仲間と追う夢ができ

 


空に手を伸ばすのは俺ひとりじゃない 誰かと目指す夢もたまには

 

 

役纏い静かに微笑み舞台立つ 観る者すべて夢に誘う

 

 

夢に見た喝采はひどく満ち足りて映画のラストシーンのごとく

 


いざ行かん自惚れ見惚れソロ・マチネ 青春順調! 夢まで踊ろう

 


僕らの夢何言われようが構わない諦めるわけなんかないじゃん

 


あの日から「あいつとなら」と意志固め一緒にずっと夢を見ている

 

 

星屑のきらめき集め夢にしたいつか樹となり花咲くように

 


あの頃は飛んで行けると夢見たがいつしか翼は片方失くした

 


白昼夢 鏡に映る僕の顔そのまなざしは何を見ている?

 


庭先の若葉が芽吹いた楪に今年も夢の始まりを思う

 


閑やかな闇夜となりし朔月に5人で挑んだ夢を偲んだ

 

 

*

 

続きを読む

決して涙腺が弱いわけではない

お題「最近涙したこと」

 

こんばんは。零音です。GWとその後のバタバタに気を取られてるうちに、いつの間にか5月が半分終わっていました。それと同時にスタミュ2期も折り返し地点を越えていて、うわあ春クールが終わる……と頭を抱えています。時の流れ早すぎません……????

 

今回は4/28以来の更新になりますが、キャラソンの歌詞考察は鋭意執筆中といった感じになっております。深夜テンションで書き上げないと辿り着けないみたいなところがあるので……とはいえ、次に書く内容は決まっていて、「キャラクター編 #02」と題して那雪くんの話をする予定です。まだちょっと文量には自信がないんですけど、がんばって書ければいいなと思います。2期のキャラソン分析は放送終了後にする予定なので、わたしが2期の歌詞について触れるのはまだ先かなあという気がします。

※とは言いながらEDである「Gift」の1番は2話時点で耳コピして「頻出語だらけだ……」となっているので、既にまぶしいキャラソンNo.1の称号を得ています。まぶしいですよあれ。2番でさらにどれだけまぶしくなるのかいまから楽しみです(?)

 

歩いていたら気づいたときには道がなかった

 

さて、きょうの更新はほんとうにただの私事というか萌え語りです。もしよろしければお付き合いください。お題は「最近涙したこと」、それは遡ること2日前の朝方に起きました。

 

 

突然ですが、わたしは声優さんだと前野智昭さんとKENNさんが好きです。おふたりが揃っているという理由で「ツキウタ。」を勉強せねばという使命感に駆られ、かつリズムゲームが好きであるために「ツキパラ。(正式名称:ツキノパラダイス。)」を始めたという経緯があります。

 

 

 

 

とはいえ、多種多様なゲームを掛け持ちしている(過去記事参照)ため、ログインボーナスを回ってたまーーーーにリズムゲームをプレイする程度でした。しかも楽曲も初期実装曲ではSix Gravityの「GRAVITIC-LOVE」(下の動画で流れてる曲です)を唯一知っているだけで、そればかりやっていました。

ってどうしようたったいま動画の動作確認をしたら脚本がハラダサヤカさん(スタミュのシリーズ構成担当の方)だったことに気づいてしまった。わ~~~~それは早く見なきゃ ※実をいうとアニメは未視聴です

 


「ツキウタ。 THE ANIMATION」プロモーションビデオ

 

なんですが、リズムゲーマーとして(?)それはどうなのと思い、とりあえず初期実装曲をひととおりやってみよう! などと思った結果、

沼はそこにありました。彼らは名前を「SOARA(読み:ソアラ)」と言います。

 

歌詞から落っこちることもあるよね

 

SOARAとは、「ツキノプロダクション(通称:ツキプロ)」*1に所属するバンドで、大原空(おおはらそら)・在原守人(ありはらもりひと)・神楽坂宗司(かぐらざかそうし)・宗像廉(むなかたれん)・七尾望(ななおのぞむ)の5人で構成されています。元々は高校時代、「3年生を送る会」の出し物のために作られた即席バンドだったそうですが、紆余曲折を経てバンドとして活動を続け、現在はツキプロに所属しているようです。

……というのがとりあえずわたしが叩き込んだ基礎情報で、キャラクター個人については下記リンクの公式サイトからご覧ください。めちゃくちゃ役不足なのが申し訳ないのですが付け焼刃なので……;;

http://www.tsukino-pro.com/alive/character/soara

 

わたしが沼に落っこちる最大のきっかけは、ツキパラ。に初期実装曲として収録されている「マクガフィン」という曲でした。

 

 

マクガフィン

マクガフィン

  

 

一般的な仕様として、リズムゲームの楽曲選択画面ではサビ部分の試聴ができるのですが、プレイ前にこの曲を聞いた途端、

(嵐さんみたいだ~~~~~~~!?!?!?!?)

というわたしの叫びが脳内を過りました。そのときはほんとうに直感的にそう思っただけなんですが、いま冷静になってよく考えると嵐さんの「PIKA★★NCHI DOUBLE」(2004年リリース)の雰囲気を感じ取ったのかなあという気がします。

 

PIKA★★NCHI DOUBLE

PIKA★★NCHI DOUBLE

 

 

この「マクガフィン」という曲は、アップテンポにもかかわらずメロディーラインが切ない雰囲気を持っていたのと同時に、歌詞(調べてみたところ、ツキパラ。に収録されていたのは2番のサビでした)の切なさが天元突破していてですね……ああむり……以下にその部分を引用しておきます。

 

君が教えてくれた この世界

僕のがらくたで汚れてくのに

今でもなんで こんな風に

綺麗なんだろう

 

この歌詞が脳内に流れてきたときの気持ちを的確に表す言葉をわたしは知りません。

ん~~~~ももしもすっごく嚙み砕いて今風に言うなら「エモい」ですかね……(使い慣れてなくて合ってるかはわかりませんが)

でまあ、案の定リズムゲームプレイしながら泣きました。ええ、泣きました……午前4時にベッドの上でシャンシャンしながら……

 

そしてこのあと、わたしはSOARAのストーリーを読み、リーダーの大原空くんが掲げる「青春論」(後述します)なるもののきらめきに頭を抱え、読了後に解放された「花咲く丘で」という曲でさらなる沼底に足を踏み入れたのでした。めでたしめでたし。

 

 

花咲く丘で

花咲く丘で

 

ツキパラ。内の楽曲情報を参照してもわかるとおり、これは彼らの1枚目のドラマCDに収録されている楽曲で、ジャケットのイラストと歌詞の内容から察するに、きっと前述の「3年生を送る会」で歌ったものかなあと思われます(間違っていたらすみません)

この曲もプレイしながら泣きました。わたしの涙腺が弱いだけでは決してない(と思いたい)です。理由はまたもやメロディーラインとサビの歌詞です。以下は1番のサビを引用しています。

 

バイバイ またね

君の笑顔に花びら落ちて涙ゆれて

会いたいときは全速力で

空の果てまで探しに行くから 

 

「会いたいときは全速力で」っていうあたりがとても……高校生っぽくて……元気な感じが出てて好きです。深夜ゆえに語彙力が行方不明になっていますが、要は「青春という時期における別れ」を切なすぎることなく曲に昇華しているのがすごいなあ好きだなあという感じです。ちょっと待って日本語が来い。

 

「青春論」へのシンパシーが何を物語るか

 

ここまで彼らの楽曲の話をしてたんですが、彼らを率いるリーダー・大原空くんは「青春論」(神楽坂宗司くんによる命名)を掲げている、というか、つまりは「青春」というもの・そのようなノリが好きなようです。

 

空くん「『青春』という言葉の響きには、胸を躍らせる何かがある……!」

(ツキパラ。ドラマ ALIVE編・第1章第3話より)

  

ここにわたしの推しがいる! と思いました。ええそうです、ただの一目惚れです。元気っ子が青春を送る、その要素だけで十分わたしの推しです(意味が分からない)

でもよく考えると、彼のこのセリフにシンパシーを感じたのは、どうもわたしがいままで辿ってきた作品の共通点のせいでは? ということに気がつきました。授業中に何を考えているんだわたしは。

 

不思議なことに、わたしがいままで辿ってきた作品は、やっていることはそれぞれ違えど(楽器演奏してたり*2バスケしてたり*3サークルみたいなノリで世界救ったり*4アイドルしたり*5ミュージカルスターを目指したり*6している)主人公はたいてい高校生で、葛藤したり紆余曲折したりながら、彼らなりに彼ら自身の「青春」を送るひとたちでした。

 

何でそんなに「青春」に弱いんだろうというのも考えたのですが、おそらくわたしの中で「青春=自分が成し得なかった世界」というイメージが強く、「青春」に対する憧憬とかいうものが根底にあるのかなあという気がします。いつか大人になってしまう、その一歩手前の、全力で突き進んでいるきらきらしたひとたちが好きです。

アイドルジャンルに足を踏み入れがちなのも、元々わたしがジャニヲタでありリズムゲームが好きであることに加えて、そういう思考回路があるからなんだろうなあと妙に腑に落ちました。

 

 

結論:わたしは青春に弱い。

というわけで今回は以上です。日曜日にはスタミュ2期の第1~7幕が一挙放送されますね! それまでに何か書けたらいいんですけど……(書けなさそうなフラグ)

長々とお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

P.S.

余談ですが、空くんが推しになったことによって、「CVから作品に入らない場合、元気で犬っぽいキャラを好きになりがち」ということも思い出しました。そういや歴代の推しにワンコキャラ多いなあ……(遠い目)

ex. 高尾和成/花村陽介/七尾太一 etc...

 

*1:ツキウタ。」に登場するSix Gravity(シックスグラビティ/通称:グラビ)とProcellarum(プロセラルム/通称:プロセラ)の12人が所属する、架空の芸能事務所

*2:けいおん!:2期の文化祭終わりに5人揃って部室で泣くシーンを思い出すとほんとに泣きそうになります。わたし自身は一時期だけベース弾きでしたがりっちゃんが好きでした

*3:黒子のバスケ:2次元に足を突っ込むきっかけでした

*4:ペルソナ4およびペルソナ5:あの明るさと暗さのバランスが好きです

*5:各種2次元アイドルジャンル:だいたいのスタートはリズムゲームからです

*6:スタミュ:言わずもがなですね(?)

ネットの海から拾い上げていただいた話

お題「今日の出来事」

 

こんにちは。昨夜Abema TVで第4幕を見て、思わず「やぼすけ〜〜〜〜!!!!」と叫んでしまった零音です。いやめっちゃかっこよかったですよね天花寺さん…………おかげで第1期をセルフ一挙放送したい衝動に駆られています。GWにやろうかな(割と本気)

 

さて、遡ることきょうの朝。Twitterの通知音で目を覚ましたところ、FF外の方(以下で引用させていただきました、ほんとうにありがとうございます!)に去年の歌詞分析の記事をツイートしていただいたらしく、リアルタイムで増えていくRT数といいね数にびっくりし、アクセス解析の数字に目をしばたかせているところです。いったい何が起きて…………?

 

 

元々、4月に入ってから(しばらく書いてないけど2期効果でコンスタントにアクセスがあるなあ、すごい話だ)って他人事みたいに思ってたんですけど、突然の出来事にほんとにびっくりしています。

授業の課題でやってるだけでは何だかもったいなくてこのブログを作るに至ったことを思うと、その、よかったね過去のわたし……広い広いネットの海から見つけ出していただけたよ……

…………とか何とか言ってたら、脳内で「広い! 深い! ネットの海!!!!」って聞こえてきました。こだまでしょうか、いいえ、ミュミュ星谷くんです。

(※これでわかるかもしれませんがわたしは絶賛ミュミュロスの最中です、DVDどうしようかな…………円盤買おう会のみなさまに引っ張っていただきたいぐらいです)

 

そんなこんなでRT先の感想を見ては恐れおののき、スマホの画面に向かって拝み倒しています。ちなみにあくまで家の中でやってるので、断じて不審者ではないです。断じて。

そういえば歌詞分析からの考察に関する記事はあんまり更新できてないなあと思い、ノートパソコンで歌詞分析のフォルダを確認したところ、「考察タイトル案」という名前のメモ帳が出てきたのでここに上げておきます。いわばただの尻叩きです。

 

f:id:reonnoise:20170426152307p:image

 

当時のわたし(と言ってもここを始めた頃なので5ヶ月ほど前)はこういうことをしたかったらしいんですけど、いま見るとわたしの記憶が結構吹っ飛んでることが判明しました。どうしよう。ていうか我ながらタイトル付け下手だな……仮タイトルなんで変更することはありますが、ゆっくり書けたらいいなあと思っています。わたしのゆっくりは亀よりも遅いですが同時にうさぎよりも気まぐれなので、更新ペースはまちまちになります。もしもいまわたしが書いているこの記事を読んでくれた方がいらっしゃれば、たまーーーーーにでいいのでここの存在を思い出していただけたら幸いです(?)

 

というわけで、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

相反する少年ふたりの軌跡:幼馴染組真ん中バースデーに寄せて

お久しぶりです! サークル活動に追われているうちにいつの間にか新年度になり、気づけばスタミュ2期が始まってました。うそでしょ……

※この記事を書いている時点ではまだ2期1話を見ていません。心の準備ができていないんです……

 

そんなことを言ってるうちに推し(空閑くん)の誕生日が過ぎてしまい、2期が始まるまでにやりたいなあと思っていた幼馴染組の話をするタイミングがわからなくなりました。考察は11月末にやってたっていうのに。

 

 

とまあ、そんなときに思い出した概念が「真ん中バースデー」です。

ふたりの誕生日の真ん中の日に記事を更新しよう! というわけで、昨日の4月7日が空閑くん(4月2日生まれ)と虎石くん(4月12日生まれ)の真ん中バースデーです。めでたい……! とか言いながらきょうは4月8日、お気づきの通り1日遅れたんですけどね……何してるんだわたしは…………

空閑くんの誕生日を祝い損ねたっていうのもあってわたしはケーキを買いました。ふたりぶん(一人暮らしなのに)。きちんと美味しくいただく予定なのでご心配なく(?)

 

そんなこんなで今回はOVAまでのふたりの様子を振り返っていこうと思います。つまりはOVAまでのネタバレを含むので、苦手な方はブラウザバックしていただけると嬉しいです。また、セカンドドラマCD以降はまだ追い切れていないので、ここでは割愛させてください(のちのち更新するかもしれません)

 

 

⑴お互いの実力に対する信頼

ふたりがお互いの実力についてちょくちょく言及するシーンがありますが、それが最初に出てくるのが第3幕・虎石くんの初登場シーンでの一言。

 

「お前の実力なら、俺と同じチームだと思ってたのによ」

 

この時点でteam鳳の前評判が「落ちこぼれスター枠」であることは虎石くんから明かされており、彼は自分の幼馴染がそのチームに属していることが悔しかったんじゃないかなあと思います。あくまで主観ですが。

team鳳はそれぞれの欠点(初心者、あがり症、試験での態度などなど)により一度試験を落とされていますが、空閑くんの場合はバイクのエンストによる遅刻が原因であり、実力自体は充分あるようなので、もしもきちんと試験を受けていたらteam柊にいた可能性も無きにしも非ずかもですね……まあteam柊はあれはあれでバランスが取れているので、このままでいいとは思いますけどね!

 

 

また、虎石くんが空閑くんを褒めるような描写はたびたびありますが、第14幕(OVA第2巻収録)ではとても珍しいシーンがあります。

卒業セレモニーの練習がうまくいかず、気分転換に外に出てきた虎石くんと、バイト帰りの空閑くんが自転車置き場で遭遇したときの、空閑くんの一言。

 

「お前が禁欲してまで取り組んでんだから、きっといいステージになんだろ」

 

「バイク貸すか?」という空閑くんに対して、「最近はデート断ちしてんだよ」という虎石くん。空閑くんは少し笑って、上記の台詞を虎石くんに言うんです。いやそもそも禁欲っていう割と直接的な表現するんだね? とは思わなくもないんですけど、このシーン、空閑くんの精一杯? さりげない? 励ましの言葉(めちゃくちゃ珍しい)と、それにびっくりして表面上の感謝の言葉も言わずに立ち去る虎石くん(これも珍しい)っていう、めちゃくちゃ珍しいシーンなんですよね。励ましの言葉であると同時に、空閑くんが虎石くんの実力を認めている(=「禁欲しなくてもいいステージはできてるから、禁欲してるんならその分練習に打ち込んでるからもっといいステージになる」)と受け取ってもいいんじゃないかなあと思います。遠回しにもほどがないですか空閑くん。

(そして照れてるのバレてるぞ虎石くん、と視聴者としては思うけど空閑くんは気づいてなさそう。鈍感だしなあ)

 

 

 

バランスのとれた関係

ふたりのやりとりはアニメ本編以外でも尽きませんが、よく話題に上るのが「物の貸し借り」について。

 

虎石くんに物を貸しすぎているうえに返ってこず、月皇くんに物を借りる空閑くん(第1期カウキャッチャー)

月皇くんが虎石くんに貸したものが返ってこず、月皇くんに「お前が甘やかすからだ」と怒られた空閑くんが「お前の母ちゃんに言うぞ」と虎石くんを脅す 急かす(第1期サンテレビ再放送版カウキャッチャー)

虎石くんに貸した数学の教科書が返ってこず、返してもらうためにとあることを企む空閑くん(「幼なじみメランコリー」/『シルフ』特典ドラマCD)

 

……うん? 空閑くんは虎石くんに物を貸しすぎでは???? 虎石くんは早く返してあげて????

虎石くんは空閑くんのバイクに関しては可及的速やかに返してるっぽいんですけど……まああれは空閑くんがバイトの足に使ってるものだから、さすがに返さなきゃいけないって思ってるんですかね。にしても、なかなか返されないことは経験則上わかってるはずの空閑くんが虎石くんに物を貸しつづけるのには、彼のやさしさを感じます。

 

 

また、「空閑愁」(DVD・Blu-ray第3巻特典ドラマCD*1 )ではふたりの出会いが描かれていて、ざっくり言うと昔看病をしてくれた借りを返すって話なんですけど、ほんとうにバランスのとれた、もっと言うなら需要と供給がうまくいってる関係なんだなあと思います。寡黙だけどなんだかんだやさしい空閑くんと、そのやさしさを受け取る虎石くん。そういや虎石くんがteam柊だと「戌峰くんのお世話係」とか言われるのは、環境が違うとボケからツッコミに役割が変わる現象と同じ感じなのかな(たぶん違う)

 

 

 

⑶最強デュエットソング:「HEROISM++」

幼馴染組が好きな方々(と中の人のコンビが好きな方々)がみんなして戦慄したといっても過言ではないであろう「HEROISM++」という曲の話をさせてください。

「HEROISM++」は昨年7月に発売されたOVA第1巻の特典CDに収録された楽曲で、空閑くんと虎石くんのデュエット曲です。めちゃくちゃかっこいいんです……とにかくかっこいいんです……

 

そもそもタイトルの"HEROISM"は「勇気」という意味を持ち、ふたつの+はふたりを表していると思われます。いや勇気って…………(辞書で調べた途端に言葉を失った)

いまでこそ違うチームに属するふたりだけど、もともとは一緒に夢を追いかけて一緒に綾薙学園に入学してきてるから、友人であり仲間であると同時にライバルなんですよね。

Cメロに出てくる「おんなじ場所 目指して走った/お前はいつももう一人の俺だから」がふたりを最大に表してるなあと思います。こんなふうに言及されることがなかった分、最初に聴いたときの破壊力が凄まじかったなあ、と懐古。

 

また、この曲のサビでは「お前がいたから」と歌う空閑くんに対し、虎石くんは「お前と出逢ったから」と歌っています。

綾薙学園を目指していたのは最初空閑くんだけで、野球部だった虎石くんは空閑くんの姿を見て一緒にミュージカルを志すようになります。空閑くんに出会わなければ虎石くんはミュージカルをすることはなかっただろうし、空閑くんは空閑くんで虎石くんがいなければもしかすると途中で挫けてしまっていたかもしれない。ふたりがいまのふたりなのはお互いの存在という相互作用があってこそなのかな、と思います。

 

 

 

*終わりに

相反するふたりが出会って同じ夢を共に目指したこと、その夢がミュージカル学科合格というかたちとしてまたひとつ叶ったこと、いまもふたりが頑張っていることが、とても素敵なことだなあと思ってやみません。ふたりそれぞれの未来を、これからもそうっと見守っていけたらなあとしみじみする真ん中バースデーでした。書いてるうちに決心がついたので2期見ます……! ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

 

P.S.

ミュージカル「スタミュ」の4月15日昼公演を観劇してきます。すごく楽しみな反面、同じくらいどきどきしています。空閑くんが動く姿かあ……きょうのミュミュ空閑くんとまえぬの邂逅はちょっと泣きそうでした。終わったらレポ書けたらいいなあ

*1:2016/06/06追記  同CDに収録の「スタミュin健康診断」の冒頭のふたりの会話がめちゃくちゃ微笑ましいので、機会があればぜひ聞いていただきたいです……身長の高さで負けて悔しがる虎石くんと、天然の煽り力が高い空閑くん。名コンビです