決して涙腺が弱いわけではない
こんばんは。零音です。GWとその後のバタバタに気を取られてるうちに、いつの間にか5月が半分終わっていました。それと同時にスタミュ2期も折り返し地点を越えていて、うわあ春クールが終わる……と頭を抱えています。時の流れ早すぎません……????
今回は4/28以来の更新になりますが、キャラソンの歌詞考察は鋭意執筆中といった感じになっております。深夜テンションで書き上げないと辿り着けないみたいなところがあるので……とはいえ、次に書く内容は決まっていて、「キャラクター編 #02」と題して那雪くんの話をする予定です。まだちょっと文量には自信がないんですけど、がんばって書ければいいなと思います。2期のキャラソン分析は放送終了後にする予定なので、わたしが2期の歌詞について触れるのはまだ先かなあという気がします。
※とは言いながらEDである「Gift」の1番は2話時点で耳コピして「頻出語だらけだ……」となっているので、既にまぶしいキャラソンNo.1の称号を得ています。まぶしいですよあれ。2番でさらにどれだけまぶしくなるのかいまから楽しみです(?)
歩いていたら気づいたときには道がなかった
さて、きょうの更新はほんとうにただの私事というか萌え語りです。もしよろしければお付き合いください。お題は「最近涙したこと」、それは遡ること2日前の朝方に起きました。
今朝方何気なくツキパラやってたら、グラビでもプロセラでもなくSOARAに落っこちるとかいう事案が起きました こんなところに沼地があるとは思ってなかった
— 零音(れおん) (@reonnoise) 2017年5月15日
突然ですが、わたしは声優さんだと前野智昭さんとKENNさんが好きです。おふたりが揃っているという理由で「ツキウタ。」を勉強せねばという使命感に駆られ、かつリズムゲームが好きであるために「ツキパラ。(正式名称:ツキノパラダイス。)」を始めたという経緯があります。
とはいえ、多種多様なゲームを掛け持ちしている(過去記事参照)ため、ログインボーナスを回ってたまーーーーにリズムゲームをプレイする程度でした。しかも楽曲も初期実装曲ではSix Gravityの「GRAVITIC-LOVE」(下の動画で流れてる曲です)を唯一知っているだけで、そればかりやっていました。
ってどうしようたったいま動画の動作確認をしたら脚本がハラダサヤカさん(スタミュのシリーズ構成担当の方)だったことに気づいてしまった。わ~~~~それは早く見なきゃ ※実をいうとアニメは未視聴です
「ツキウタ。 THE ANIMATION」プロモーションビデオ
なんですが、リズムゲーマーとして(?)それはどうなのと思い、とりあえず初期実装曲をひととおりやってみよう! などと思った結果、
沼はそこにありました。彼らは名前を「SOARA(読み:ソアラ)」と言います。
歌詞から落っこちることもあるよね
SOARAとは、「ツキノプロダクション(通称:ツキプロ)」*1に所属するバンドで、大原空(おおはらそら)・在原守人(ありはらもりひと)・神楽坂宗司(かぐらざかそうし)・宗像廉(むなかたれん)・七尾望(ななおのぞむ)の5人で構成されています。元々は高校時代、「3年生を送る会」の出し物のために作られた即席バンドだったそうですが、紆余曲折を経てバンドとして活動を続け、現在はツキプロに所属しているようです。
……というのがとりあえずわたしが叩き込んだ基礎情報で、キャラクター個人については下記リンクの公式サイトからご覧ください。めちゃくちゃ役不足なのが申し訳ないのですが付け焼刃なので……;;
http://www.tsukino-pro.com/alive/character/soara
わたしが沼に落っこちる最大のきっかけは、ツキパラ。に初期実装曲として収録されている「マクガフィン」という曲でした。
一般的な仕様として、リズムゲームの楽曲選択画面ではサビ部分の試聴ができるのですが、プレイ前にこの曲を聞いた途端、
(嵐さんみたいだ~~~~~~~!?!?!?!?)
というわたしの叫びが脳内を過りました。そのときはほんとうに直感的にそう思っただけなんですが、いま冷静になってよく考えると嵐さんの「PIKA★★NCHI DOUBLE」(2004年リリース)の雰囲気を感じ取ったのかなあという気がします。
- アーティスト: 嵐,櫻井翔,久保田洋司,SPIN,石塚知生,ha-j
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: CD
- 購入: 12人 クリック: 72回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
この「マクガフィン」という曲は、アップテンポにもかかわらずメロディーラインが切ない雰囲気を持っていたのと同時に、歌詞(調べてみたところ、ツキパラ。に収録されていたのは2番のサビでした)の切なさが天元突破していてですね……ああむり……以下にその部分を引用しておきます。
君が教えてくれた この世界
僕のがらくたで汚れてくのに
今でもなんで こんな風に
綺麗なんだろう
この歌詞が脳内に流れてきたときの気持ちを的確に表す言葉をわたしは知りません。
ん~~~~でももしもすっごく嚙み砕いて今風に言うなら「エモい」ですかね……(使い慣れてなくて合ってるかはわかりませんが)
でまあ、案の定リズムゲームプレイしながら泣きました。ええ、泣きました……午前4時にベッドの上でシャンシャンしながら……
そしてこのあと、わたしはSOARAのストーリーを読み、リーダーの大原空くんが掲げる「青春論」(後述します)なるもののきらめきに頭を抱え、読了後に解放された「花咲く丘で」という曲でさらなる沼底に足を踏み入れたのでした。めでたしめでたし。
ツキパラ。内の楽曲情報を参照してもわかるとおり、これは彼らの1枚目のドラマCDに収録されている楽曲で、ジャケットのイラストと歌詞の内容から察するに、きっと前述の「3年生を送る会」で歌ったものかなあと思われます(間違っていたらすみません)
この曲もプレイしながら泣きました。わたしの涙腺が弱いだけでは決してない(と思いたい)です。理由はまたもやメロディーラインとサビの歌詞です。以下は1番のサビを引用しています。
バイバイ またね
君の笑顔に花びら落ちて涙ゆれて
会いたいときは全速力で
空の果てまで探しに行くから
「会いたいときは全速力で」っていうあたりがとても……高校生っぽくて……元気な感じが出てて好きです。深夜ゆえに語彙力が行方不明になっていますが、要は「青春という時期における別れ」を切なすぎることなく曲に昇華しているのがすごいなあ好きだなあという感じです。ちょっと待って日本語が来い。
「青春論」へのシンパシーが何を物語るか
ここまで彼らの楽曲の話をしてたんですが、彼らを率いるリーダー・大原空くんは「青春論」(神楽坂宗司くんによる命名)を掲げている、というか、つまりは「青春」というもの・そのようなノリが好きなようです。
空くん「『青春』という言葉の響きには、胸を躍らせる何かがある……!」
(ツキパラ。ドラマ ALIVE編・第1章第3話より)
ここにわたしの推しがいる! と思いました。ええそうです、ただの一目惚れです。元気っ子が青春を送る、その要素だけで十分わたしの推しです(意味が分からない)
でもよく考えると、彼のこのセリフにシンパシーを感じたのは、どうもわたしがいままで辿ってきた作品の共通点のせいでは? ということに気がつきました。授業中に何を考えているんだわたしは。
不思議なことに、わたしがいままで辿ってきた作品は、やっていることはそれぞれ違えど(楽器演奏してたり*2バスケしてたり*3サークルみたいなノリで世界救ったり*4アイドルしたり*5ミュージカルスターを目指したり*6している)主人公はたいてい高校生で、葛藤したり紆余曲折したりながら、彼らなりに彼ら自身の「青春」を送るひとたちでした。
何でそんなに「青春」に弱いんだろうというのも考えたのですが、おそらくわたしの中で「青春=自分が成し得なかった世界」というイメージが強く、「青春」に対する憧憬とかいうものが根底にあるのかなあという気がします。いつか大人になってしまう、その一歩手前の、全力で突き進んでいるきらきらしたひとたちが好きです。
アイドルジャンルに足を踏み入れがちなのも、元々わたしがジャニヲタでありリズムゲームが好きであることに加えて、そういう思考回路があるからなんだろうなあと妙に腑に落ちました。
結論:わたしは青春に弱い。
というわけで今回は以上です。日曜日にはスタミュ2期の第1~7幕が一挙放送されますね! それまでに何か書けたらいいんですけど……(書けなさそうなフラグ)
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
P.S.
余談ですが、空くんが推しになったことによって、「CVから作品に入らない場合、元気で犬っぽいキャラを好きになりがち」ということも思い出しました。そういや歴代の推しにワンコキャラ多いなあ……(遠い目)
ex. 高尾和成/花村陽介/七尾太一 etc...