こんばんは、零音です。キャラソン分析の記事を上げるつもりでいたはずが、数日前に友人から借りた「安田短歌」*1同人誌『安田龍彦は喪った恋人の夢を見るか?』*2に触発されて、気づいたときにはスタミュの短歌を詠んでいました。何が起きたのかは正直わたしにもわかりません。短歌の解説らしきものは下の方に書き記しておきますので、お時間があればお読みください。
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「あのひとと、いつか舞台に共に立つ」 夢にステップ星に誓いを
雪の夜舞台で固まる夢を見た あの日の僕へ 「もう大丈夫」
賑やかな練習終えて宵月夜 拝啓兄さん、これは夢譚か?
伝統を背負い孤独に花咲かす俺に仲間と追う夢ができ
空に手を伸ばすのは俺ひとりじゃない 誰かと目指す夢もたまには
役纏い静かに微笑み舞台立つ 観る者すべて夢に誘う
夢に見た喝采はひどく満ち足りて映画のラストシーンのごとく
いざ行かん自惚れ見惚れソロ・マチネ 青春順調! 夢まで踊ろう
僕らの夢何言われようが構わない諦めるわけなんかないじゃん
あの日から「あいつとなら」と意志固め一緒にずっと夢を見ている
星屑のきらめき集め夢にしたいつか樹となり花咲くように
あの頃は飛んで行けると夢見たがいつしか翼は片方失くした
白昼夢 鏡に映る僕の顔そのまなざしは何を見ている?
庭先の若葉が芽吹いた楪に今年も夢の始まりを思う
閑やかな闇夜となりし朔月に5人で挑んだ夢を偲んだ
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*1:#恋人を喪った安田短歌 まとめ - Togetterまとめ
*2:#恋人を喪った安田短歌 の本「安田龍彦は喪われた恋人の夢を見るか?」頒布のお知らせ@5月7日東京文フリ | Ryota | note