きらめきの行方

彼らはどこへ向かうのだろう

【スタミュ考察・キャラクター編 #04】 仲間想いのポーカーフェイス:空閑愁

こんばんは。そしてお久しぶりです。

9月に更新するなどと言っていたのはどこの誰なんでしょうね_(:3 」∠)_

リアル業務に追われてるうちに新学期が始まり、気づいたらイベント前日になってました…………

もしかして:わたしに9月は存在しなかった?(?)

 

とまあそういうわけで、この文章はとある夜行バスの中で生成されています。またの名を「リアル業務に荒んだわたしがイベント前に自分の推しと向き合うための何か(仮)」なので、気楽に読んでいただければ幸いです。

 

「RADIANT MIND」/空閑愁(CV.前野智昭

 

第1期第4幕の「RADIANT MIND」で彼が歌うのは、「新たな仲間と歩む決意」です。ストイックかつ無口で考えの読めない空閑くんですが、実際のところは情に厚く仲間想いな少年であり、この曲の披露以後は作中でteam鳳のメンバーを慮る様子がたびたび見受けられます。

 

 

RADIANT MIND

RADIANT MIND

  • provided courtesy of iTunes

 

 

仲間想いすぎる歌詞


前述の通り無口(CVを担当している前野さんが後のインタビューで「あまりにセリフが無くて呼吸音とかを代わりに入れようとしたら却下されたので、空閑はそういうキャラクターなんだなって」というような発言をしているくらい無口)な空閑くんですが、意外なことに第1期本編で披露されるキャラソンの中では、彼が初めて「仲間」という単語を使用しています(星谷くんとか那雪くんとか言ってそうなのに)


ちなみにこの曲の披露までに本編で彼がそれっぽいことを口にした描写はありません。何故。仲間想いな要素っぽいのも、ブルーベリージュースを血反吐代わりにして即興劇の完結を導いたことくらいのような気がします。なんですけど、特に2番サビの歌詞はデレのオンパレードです。そんなこと本編で一言も言ってないよね!?!?!? もっと言っていいのよ!?!?!? とわたしの脳内のモンペが騒ぎ始めるレベルです。

 

 

また、この「RADIANT MIND」にはteam鳳の他4人のソロ曲(第1期)に出てくる特徴的な単語が登場します。

  • 星谷くん:「地図」/星谷ソロに2回、空閑ソロに2回(アヤナギ・ショウ・タイムに1回)「新ただ」/星谷ソロに1回、空閑ソロに2回
  • 那雪くん:「力になる」/那雪ソロに1回、空閑ソロに1回
  • 天花寺さん:「」が空閑ソロに2回、「意志」が天花寺ソロに1回
  • 月皇くん:「解き放つ」/月皇ソロに2回、空閑ソロに2回

ちょっとこじつけっぽい感じにも見えますが、「解き放つ」なんかは月皇くんのソロとこの曲にしか出てこなかったりするんですよ。「力になる」も那雪くんのソロとこの曲にしか出てきません。
これに気づいたときのわたしは「空閑くん……あなたってひとは……!!!!」って感じでした。エモすぎるにもほどがありませんかね…………

 

それから、この曲の1番サビでは「俺は俺のやり方で行く」って空閑くんは歌ってるんですけど、第1期第8幕の「Ready→Steady→Dream!」では「俺たちのやり方」ってteam鳳みんなで歌うんですよ。俺たちのやり方…………すごくないですか…………
彼は「RADIANT MIND」の2番サビでも「独学(ひとり)で見た景色を/塗り替える世界」と歌ってるので、仲間となったteam鳳の存在が彼の景色を塗り替えたということになるのでしょうね。


…………じゃあ「HEROISM++」(OVA第1巻特典CD収録)は何なんだ認識違いか???? 虎石和泉のことを何だと思っているんだ???? などと幼馴染組モンペのわたしは思わなくもないんですけど、虎石くんのことはあくまで仲間ではなくて「良きライバル」って扱いなのかなあと解釈しています。


星谷くんへの想い


第2期終盤、空閑くんの「宝物」のエピソードでは、彼は自分と同じく一般中学から綾薙学園高等部へ進学した星谷くんのことをずっと気にかけていた、という内容が語られました。


第1期のキャラソンであるこの曲の歌詞にも、星谷くんへの想いが現れているのではないかと思われる箇所がふたつあるので以下に記載します。

 

1番Aメロ「ササルぬくもり」=「俺の胸にも届く想い」


この曲が本編で披露されるのは、星谷くんと那雪くんの自主練を傍で見ている際のことです。このふたつの表現は、星谷くんのがんばりが空閑くんに届いていることを示しているように思います。
また、「ミュージカル『スタミュ』(通称:ミュミュ)」での歌唱の際には、空閑くんの「星谷に那雪か――ああいう奴らと一緒にやるのも、面白いかもな」というセリフが補完されていました。彼がteam鳳のメンバーを徐々に仲間だと認めつつある様子が伺えます。

 

2番サビ「だから今/夜明けだけ信じて」


那雪くんのソロでは「透き通る朝の陽射しのように/胸の奥に届く/まっすぐで眩しい輝き」と星谷くんが表現されており、「夜明け」という単語は星谷くんの暗喩としての側面を含んでいるのではないか、というような気がします。
一本の芯が通っているように見える彼も、なんだかんだ星谷くんに引っ張られることで第1期を駆け上がっていたのかなと思うと、(星谷くんほんとにありがとうね…………)という気持ちになります。


※別の視点:第2期第4幕?で虎石くんが「愁は昔っから、自分の走ってく道が見えてっからな」と発言していることから、「夢を叶える」ことに関して人一倍ストイックな空閑くんの様子が伺えます。となると、彼にとっての「夜明け」は「夢を叶える」ことでもあるわけですね。ひええ。

 


というわけで、今回はこんな感じで終わります。すごい。眠気がめちゃくちゃにピークです。物販に並んでる間に加筆修正待ったなし…………
次回は第5回「Limited Sky」をお送りします。更新はたぶん明日の夜だと信じています。それではわたしはしばし眠ります。おやすみなさい🌙