事の発端は10月下旬。大学のとある授業でレポートを書くことになったはいいものの、わたしは一向に題材が決まりませんでした。何故なら、先生が用意した全体のテーマがあまりにも曖昧すぎたから。
具体的な言及は避けますが、言うなればそれは「概念」であり、具体的なものや事柄を指すものではありませんでした。
困ったわたしは、リア垢と趣味垢の両方で繋がりがある数少ない某友人に対して、雑談程度に気軽な感じで話を振りました。
「こういうテーマでレポート書かなきゃいけないんだけど、題材決まんなくてさあ。どうしたもんかな」
そのときの彼女の返答がこちら。
「キャラソンをテーマにしたら? 面白いと思うけど」
まさに神の啓示でした。
彼女の言葉により、わたしは手元にあった『スタミュ』のDVDを見つめ、
「じゃあスタミュのキャラソンでレポートやるわ」
と宣言したのでした。
『スタミュ』のキャラソンには特徴的な言葉が登場すると感じていたので、わたしは歌詞の分析を行うことにしました。先行研究も見つかり、「品詞分解」という方法でレポートを書くことを試みたのですが……
それがすべての始まりでした。
(というか間違いだった)
対象楽曲を「Angel Lost」を除いた本編登場曲(計23曲)に限定したにもかかわらず、品詞分解のしんどさたるや。
「言葉の海に溺れる」って表現はたまに聞きますが、品詞分解しているときのわたしはこんなことをツイートしています。
品詞カウントを続けてるんだけど、わたしの精神が言葉の暴力にっていうよか、言葉のきらめきにやられていく気がする
— 零音(れおん) (@reonnoise) November 26, 2016
言葉のきらめきに目がくらむ…………まぶしい…………
— 零音(れおん) (@reonnoise) November 27, 2016
……我ながらツッコミたいんですけど、
「言葉のきらめきにやられる」ってどんな表現だよ。
まあそんなこんなで言葉のきらめきと格闘しながら、現在進行形でレポートを進めてはいるのですが……
まあ沼が深い。とても深い。
この作品はわたしが初めてDVDを全巻揃えた作品なので、思い入れがあるのはもちろんなんですけど、それにしても品詞分解を経たことでレポート外の考察が増えていくんですよ。ほんともう増える増える、これもう完全に乾燥わかめの様相を呈してるってば。
この考察を授業のレポートだけにしとくのはどうにももったいなくて、
「じゃあネットの海に投げよう」
と思い立ったのが昨日の話です。それらがまとまり次第こちらに投げる予定です。まずはレポートの完成を目指します……どうしよう、レポート用の硬い文章が苦手すぎてきちんと書けない……
わたしが「言葉のきらめき」と表現する理由は後々わかると思います。いやほんとにきらめいてるんですよ……スタミュまぶしすぎでは……?(遺言)